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LPの作り方を8つのSTEPで解説!初心者でもわかる成果を出すためのポイントも
株式会社NoSHAPE
LP(ランディングページ)は、ユーザーに商品の購入やサービスの契約などをしてもらうためのページですが、ポイントを押さえて作らないと思ったような成果が得られないこともあります。
自社でLPを作ることになったものの、「LPの作り方がわからない」「成果を出すためのコツがわからない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、LPを作る方法や成果を出すためのポイントを紹介するとともに、LP制作の流れを8つのステップに分けて解説します。自社制作する場合と外注する場合のメリット・デメリットも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
LPとホームページの違い
種類 | HP(ホームページ) | LP(ランディングページ) |
ページ数 | 複数 | 1ページのみ |
効果が得られるまでの期間 | 長い | 短い |
目的 | 情報提供・ブランディングなど | 購買、契約、問い合わせ、資料請求など |
そもそもLPとは、商品の購入やサービスの申し込みなど、訪れたユーザーに具体的なアクションを起こしてもらうためのページです。1ページのみで構成されているため、その場で行動を起こしてもらうための工夫や高い訴求力が必要となります。
一方、ホームページは自社や商品・サービスに関する情報を提供するのが主な目的です。LPとホームページは同じものだと思われがちですが、実際には目的が異なるものであるため、それぞれの役割や目的を知り、上手く使い分けることが大切です。
LPを作る方法3つ
LPを作成する方法は、大きく以下の3つに分けられます。
- 自社で作成する
- フリーランスに依頼する
- 制作会社に依頼する
それぞれの概要やメリット・デメリットについて見ていきましょう。
自社で作成する
1つ目は、自社で作成する方法です。自社で作成する場合はLP作成ツールを利用する方法が一般的で、比較的安価で作成できます。初期費用がかかりにくく、自社にリソースがあればスピーディーな作成が可能です。
また、自社にデザイナーやエンジニアがいればツールを使わずに作るという方法もあります。
自社のスタッフで作るため、内容やデザインを比較的自由にカスタマイズできるのがメリットです。ただし、高い成果を得るには専門的な知識を持ったマーケターなどを用意する必要があります。
フリーランスに依頼する
2つ目は、フリーランスに依頼する方法です。
フリーランスに依頼する場合、制作会社に依頼するよりも安価で済む傾向にありますが、クオリティや情報漏洩には注意しなければなりません。しっかりと契約を交わし、要望を伝えた上で制作を進めてもらいましょう。
また、フリーランスは個人で制作を行っているため、リソースが限られている場合があります。依頼する相手を選ぶ際は、スキルや経験、リソース、過去の制作実績などをチェックして慎重に検討しましょう。
制作会社に依頼する
3つ目は、制作会社に依頼する方法です。フリーランスよりも費用が高額な傾向にありますが、専門的なノウハウと幅広いリソースを保有しているため、高品質なLPを作成してもらえます。
また、会社によってはLP制作後のマーケティング支援も受けられるので、ページ制作から集客・売上アップまで任せたい場合は制作会社への依頼もおすすめです。
LP制作の流れ【8STEP】
ここでは、LP制作の手順を8つのSTEPに分けて見ていきましょう。
1.目的・目標を決める
まずは、明確な目的や目標を設定する必要があります。目的や目標を決めておかなければ、LPのデザインや訴求軸、構成などを決めることができないからです。
以下のような目的を設定するとともに、「問い合わせを20件獲得する」といったように具体的な数値目標も決めておきましょう。
- 商品の購入
- サービスの契約
- 問い合わせ
- 資料請求
2.ターゲット・訴求軸を決める
次に、ターゲットや訴求軸を決定します。LPで成果を出すには、ターゲットユーザーの興味関心などを理解した上で、ニーズに合わせた訴求をしなければなりません。
ターゲットを明確にすることで、提供すべき情報や効果的な訴求方法が見えてきます。ターゲットを決める際は、以下のような項目をもとに検討しましょう。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 年収
- 居住地
- 興味関心
- 抱えている悩み
思い込みや主観で決めてしまわないよう、自社の既存顧客の情報をもとに検討するのがおすすめです。
ターゲットを決めたら、興味関心や悩みなどに応じて自社商品・サービスの魅力を最もアピールできるような訴求方法を考えましょう。
3.構成を作成する
目的やターゲットが決まったら、構成を作成します。伝えたい内容や順番を決定し、より高い成果につなげられるようにしましょう。
扱う商品・サービスの特徴やターゲットの属性などによって構成は異なりますが、以下のような構成となることが一般的です。
要素 | 具体的な内容 |
1.ファーストビュー | ・キャッチコピー ・メインビジュアル ・CTA |
2.ボディ | ・導入文 ・商品やサービスの説明 ・メディア掲載実績・体験談・エビデンス ・CTA |
3.クロージング | ・よくある質問・導入の流れ ・入力フォーム ・CTA |
4.キャッチコピーや画像を作成する
構成作成後は、いよいよLPの作成に取り掛かります。ユーザーを引き込めるようなキャッチコピーや画像を作成しましょう。
特にキャッチコピーはユーザーを引き込む重要な部分となるため、慎重に考える必要があります。ユーザーが求めている情報を盛り込むとともに、インパクトのあるキャッチコピーでユーザーの目を止め、LPの先へと読み進めてもらえるようにしましょう。
ただし、あまりに誇張した表現を使ってしまうとユーザーが不信感を抱き、離脱してしまう可能性があるため注意が必要です。
画像もキャッチコピーと同様にユーザーの目を引くために必要なものになるため、デザインや文言にこだわって作成しましょう。
5.コンテンツを作成する
次に、LP内の文章などの細かなコンテンツを作成します。一つひとつの文章でユーザーの共感を得たり、興味を引いたりする必要があるため、ユーザーのニーズなどを考えながら作成しましょう。
サービスや商品の内容を淡々と伝えるのではなく、「どんな問題を解決できるのか」「どんな悩みを解消できるのか」など具体的な内容を記載してください。また、以下のようなポイントを押さえることで、興味を持ってもらいやすくなります。
- ユーザーが抱える悩み・課題を指摘する
- 具体的な数字を盛り込む
- ユーザーが知らないような事実を盛り込み、興味を持たせる
- 課題解決後の未来を想像させる
6.デザインを作成する
コンテンツ作成後は、今まで決定してきたターゲットや目的にあわせたデザインを作成します。文字の大きさや色合い、画像や文章の配置など、細かなデザインを決定しながら、LPの作成を進めていきましょう。
年配の方向けであれば文字を大きく、若い女性向けであればオシャレな色合いにするなど、ターゲットにあわせたデザインにすることが重要です。無駄に余白を入れず、見やすいデザインにするほか、全体のメリハリやバランスにも注意しましょう。
7.コーディング・ページ制作を行う
デザインが終わったら、実際にページ制作を行います。自社にエンジニア・デザイナーがいる場合はコーディング、そうでない場合はツールを使うなどして、自社に合った方法で作りましょう。
制作が完了したら、PCやスマートフォン、タブレットなどの端末で正しく表示されているかをチェックする必要があります。
また、LPを公開した後に要素の追加や修正などをできるような設計にしておくと良いでしょう。
8.LPを公開して効果測定を行う
LPが完成したら公開し、運用をしながら効果測定を行います。効果測定では、以下のようなポイントをチェックしましょう。
- 問い合わせや購入数などの数値目標を達成できているか
- LPの離脱率は高くないか
- アクセス数に対してフォーム入力率が低すぎないか
効果測定の結果が思わしくない場合は、LPを改善していく必要があります。
自社制作と外注はどっちが良い?
自社制作と外注には、それぞれにメリット・デメリットがあります。以下で、自社制作のメリットとデメリットを比較してみましょう。
メリット | デメリット | |
自社制作 | ・外注費を抑えられる ・外部の企業やフリーランスとやり取りする手間がかからない |
・社内のリソースが必要 ・ノウハウがないと成果を出すのが難しい |
外注 | ・成果につながるLPを作ってもらえる ・運用のサポートが受けられる ・プロのノウハウを得られる |
・費用がかかる ・外注先を探す手間がかかる |
リソースとノウハウがあるなら自社制作
LPを制作するための専門的なノウハウや人的リソースがある場合は、自社で制作を行うのも良いでしょう。
ただ、一般的にLP制作には1~2ヶ月ほどの期間がかかり、その間はエンジニアやデザイナー、マーケター、決裁者などの工数が必要となるため注意が必要です。
また、LP公開後も運用・改善をしていく必要があるため、長期的にリソースがかかることを把握しておきましょう。
高い効果を得るなら制作会社への外注
自社にリソースがない場合や、専門知識のある担当者がいない場合には、外注も検討しましょう。経験豊富な制作会社に依頼するとプロが作成してくれるため、効果の出やすいLPが作成できます。
会社によっては、LPの制作・運用を内製化するための支援を行っているところもあります。「今はノウハウがないから外注したいけど、将来的には自社で対応したい」と考えている場合は、内製化の支援を行っている会社もおすすめです。
成果の出るLPを作成するポイント
成果の出るLPを作成するためには、以下4つのポイントを押さえておきましょう。
ファーストビューで興味関心を引く
ファーストビューとは、ユーザーがLPを訪れたときに最初に目にする部分です。LP制作においては、ユーザーの興味関心を引くファーストビューに力をいれましょう。
多くのユーザーは、ページを訪れて数秒で離脱するかどうかを決めているため、ファーストビューで上手く惹きつけられなければ、すぐに離脱してしまう可能性があります。
ファーストビューでユーザーの購買意欲を高めるには、以下のポイントを押さえると良いでしょう。
- 商品やサービスの名前がわかるようにする
- ターゲットに合ったトンマナ・デザインにする
- 「導入実績〇万人」「満足度〇%」などの数値を入れる
- 訴求内容を絞る
ファーストビューの内容次第ではすぐに行動を起こすユーザーもいるため、CTAも忘れずに設置しておくことが重要です。
ベネフィットを伝える
LPでは商品・サービスの概要だけでなく、ベネフィットも伝えるようにしましょう。ベネフィットとは、ユーザーが商品・サービスを購入することで得られるメリットのことです。
LPに訪れるユーザーの多くは商品そのものを求めているのではなく、商品を使ってより良い状態になることや、抱えている問題を解決することを求めています。
そのため、以下のように「商品・サービスを使うことでどのような良いことがあるのか」が伝わるような訴求にしましょう。
- 家電製品の場合:「省エネ設計で、月々の電気代を〇%削減」
- 美容商品の場合:「美白成分○○配合で、究極の素肌美人へ」
- 業務効率化ツールの場合:「手間とミスを削減し、業務の品質と精度を向上」
信頼を獲得できる情報を掲載する
LPの成果を上げるには、商品・サービスに関する実績や専門家のコメント、体験談、エビデンスなど、事実をもとにした情報を記載することも大切です。このような情報が掲載されているLPはユーザーからの信頼を得やすく、CVにもつながりやすくなります。
また、企業が伝えたいことだけを書くのではなく、ユーザーが知りたいと思う情報を記載することも重要なポイントです。ユーザーが得たい情報を記載することで上手く興味を引き、スムーズに購入や契約へとつなげられます。
CVまでの導線を意識する
LP作成の際は、CVまでの導線を意識することも大切です。
導線とはユーザーをCVに導くための道筋のことであり、導線をしっかり設計しないと魅力的なコンテンツであったとしてもユーザーが行動を起こしにくくなってしまいます。
CVまでの導線を意識したLPにするには、以下のようなポイントを押さえておきましょう。
- ファーストビューだけでなく、購買意欲が高まる「商品紹介」「レビュー」「よくある質問」の下部などにもCTAを設置する
- CTAの色や大きさなどを工夫し、目立つようにする
- CTAの周辺に、今買うべき理由や「○○限定」などのテキストを入れる
- 入力フォームを使いやすくする
LP作成の注意点
LPは一度作成したら終わりというものではありません。定期的に効果測定を行い、売上をアップさせるために構成やデザイン、文章などを見直していく必要があります。
そしてLPを改善する際は、必要に応じてABテストなども実施しなければなりません。
LPの効果測定・改善を行うためのノウハウやリソースが自社にない場合は、外注するのもひとつの手段です。私たちNoSHAPEは、LPの制作・改善はもちろん、運用時における集客や分析、広告の最適化などを幅広く支援しています。
これまで約500社のWebサイト改善を支援してきたノウハウをもとに、CVRを最大化するためのサポートを提供していますので、LP制作を検討している場合はぜひ一度ご相談ください。
おすすめのLP制作会社3選
ここでは、おすすめのLP制作会社を3つ紹介します。
株式会社NoSHAPE
出典:株式会社NoSHAPE
NoSHAPEでは、常にサイトの目的とユーザーを意識することにより、効率的にリードを獲得できるLPを制作しています。
代表である鬼石は「2万回のA/Bテストからわかった 支持されるWebデザイン事例集(技術評論社)」の著者であり、A/Bテストの専門家です。鬼石と同等の経験があるディレクターも在籍しており、ロジカルなアプローチでLPを制作します。
LP制作以外にも、オウンドメディア制作やEC運用、広告運用、SEOなど、多岐にわたって顧客をサポートできる点も特徴です。興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。
株式会社ニュートラルワークス
株式会社ニュートラルワークスは、広告・SEOに強いLP制作を得意とした会社です。さまざまな業界のLP制作経験者が多数在籍しており、これまで3,000社以上のLPを制作した実績があります。
豊富な制作経験に基づくナレッジを保有しており、訴求軸×構成×デザインを適切に組み合わせて、最大限の効果を発揮するLPを制作する点が特徴です。過去には、世界最大級のウェブサイトアワード「Awwwards」と国際的WEBデザインアワード「CSS Design Awards」、アジア発のデザインアワード「DesignAwards.Asia」にて受賞した実績があります。
株式会社ラヴィゴット
出典:株式会社ラヴィゴット
株式会社ラヴィゴットは、幅広い業種からの98%以上の満足度を達成しているLP制作会社です。LP制作実績は600件以上で、また5,000社以上のWebサイト分析やプロモーションを支援しています。
Googleアナリティクス個人認定資格やAdWords認定資格・Googleモバイルサイト認定資格などを保有するスタッフが在籍しています。ヒヤリング後にすぐに制作に入るのではなく、徹底的に事前分析を行うため、戦略型LPの制作を可能としています。
まとめ:成果の出るLPで売上をアップさせよう
LPを運用することで売上アップが期待できますが、成果を出すには専門的なノウハウが不可欠です。また、LPは作った後も定期的に効果測定を行い、改善し続ける必要があります。
自社にノウハウやリソースがある場合は内製も効果的ですが、ノウハウがない場合は専門の制作会社に外注することも検討しましょう。
私たちNoSHAPEは、BtoBに特化してリード・CV獲得のための支援を行っています。LPの企画から制作、分析、ABテスト、改善までトータルでサポートしていますので、LPの作り方に悩んだ際はぜひ当社に一度ご相談ください。ご相談は無料にて受け付けています。
株式会社NoSHAPE
当社には、代表の鬼石を筆頭にBtoBマーケティングに精通したディレクターたちが在籍しております。代表の鬼石はKAIZEN PLATFORM出身。BtoBマーケティングのコンサルタントを10社以上手がけ、成功に導いております。
お客様とユーザーから信頼される存在であり続けるため、結果にこだわり活動します。マーケティングを元に広告・SEO・オウンドメディア・EC運用・Webサイト制作など、幅広く手厚い体制でお客様をフルサポートいたします。