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コンテンツマーケティングのメリット8選!メリットを最大化するコツも紹介

株式会社NoSHAPE

コンテンツマーケティングのメリット

コンテンツマーケティングでは、自社サービスに興味のある顧客の獲得が可能です。売上拡大はもちろん、広告を使ったマーケティングとは違い、継続的な収益が見込めます。

ただ、コンテンツマーケティングにはこのような多くのメリットがありますが、デメリットもあります。デメリットを知らずに開始してしまうと、思ったように成果が出ない、コストがかかりすぎる、という事態が起こるかもしれません。

ここでは、Webマーケティングの担当者がコンテンツマーケティングを理解してから進められるように、コンテンツマーケティングのメリット・デメリットを紹介します。

他にも、コンテンツマーケティングのメリットを最大化して成果を上げやすくする方法についても記載しているので、ぜひご一読ください。

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、コンテンツを配信することで、自社の認知を高めるとともに、読者を自社のファンとして定着させるマーケティング手法です。

コンテンツマーケティングでは、情報メディアやホワイトペーパー、メールマガジン、動画、SNS投稿などがコンテンツとして利用されます。これらのコンテンツで価値のある情報を読者へ配信することで潜在顧客の認知を獲得し、見込み客を育成し自社サービスへのファン化を図ります。

企業が伝えたい情報を発信し、顧客に購買を促す従来のマーケティング手法とは異なり、コンテンツマーケティングでは読者が知りたい情報に焦点を当てて情報を発信します。

コンテンツマーケティングのメリット8選

コンテンツマーケティングのイメージ画像

コンテンツマーケティングには多くのメリットがあります。メリットを知っておかなければ、コンテンツマーケティングに取り組むべき理由を自社に説明できないので、ここでは8つのメリットを紹介します。

収益の増加

コンテンツマーケティングによる、収益の増加が期待できます。コンテンツマーケティングでは、ニーズの高まった顧客を集められるとともに、顧客を育成して購買しやすい状態を作れるからです。

顧客の悩みを解決する方法をコンテンツで解説すれば、すでにニーズの高まった顧客を集められます。読者はすでに問題を抱えているので、自社のサービスを紹介すれば購買しやすいといえます。また、潜在顧客だったとしても、コンテンツで育成していくことでより購買につなげることが可能です。

コンテンツマーケティングによって、顕在顧客にアプローチするとともに、潜在顧客を育成することで収益につなげることができるのです。

コンテンツが資産になる

コンテンツマーケティングでは、作成するコンテンツが資産になります。

広告では、コンテンツを掲載するのは他社の媒体です。収益を得るには広告を出し続けなくてはならないですし、広告を止めるとコンテンツは意味をなさなくなります。

一方でコンテンツマーケティングでは、作成したコンテンツは常に掲載されることになり、コンテンツからの収益は蓄積していきます。コンテンツを作れば作るほど収益が得られるのです。

つまり、広告はフロー型であり、コンテンツマーケティングはストック型といえるのです。

コストを抑えられる

コンテンツマーケティングには、コストを抑えて運用ができるというメリットがあります。

コンテンツマーケティングでは、Webページやホワイトペーパーの制作費用以外にコストがかかりません。広告では出稿費用やクリック単価が必要ですが、コンテンツの制作料だけでよいのです。

人的コストしかかからないコンテンツマーケティングは、コストパフォーマンスに優れたマーケティング手法だといえます。また、コストを抑えたいときには作るコンテンツ量を減らせばよいので、コストの調整がしやすいのもメリットです。

顧客ロイヤリティが向上する

コンテンツマーケティングによって、顧客が持つ自社サービスやブランドへの信頼・愛着である「顧客ロイヤリティ」が向上します。

ユーザーは、コンテンツに触れることで企業への愛着を持ちます。さらに、コンテンツでノウハウや最新情報を提供することで、専門性やパイオニアであるというイメージを確立できます。それによって、より顧客からの信頼を獲得できるのです。

顧客ロイヤリティの向上によって、購入とリピート頻度の向上が期待できます。また、ユーザーが自発的に他社へ自社サービスを紹介するなど、サービスの宣伝効果も期待できます。

外注化しやすい

コンテンツマーケティングは、外注化しやすいのがメリットといえます。外注化すれば社内のリソースを使わなくて済むので、社内に労力をかけずにコンテンツマーケティングを進められます。

コンテンツ制作会社や代行会社へ外注すれば、人的リソースを抑えながらも質の高いコンテンツを作ることが可能です。コンテンツマーケティングを上手く進めるためのノウハウがない場合や、人的リソースが枯渇している際には外注の利用が最適です。

また、全てを外注するのではなく一部を内製化すれば、社内にコンテンツマーケティングのノウハウが蓄積され、将来的にすべて内製化することも可能です。

顧客層が広がる

コンテンツマーケティングには、顧客層が広がるというメリットがあります。コンテンツマーケティングでは、広告などではアプローチできない潜在層にまで読んでもらえるのです。

例えば、差し迫った悩みがあるユーザーではなく、その分野に少し関心がある人にも認知してもらえます。その後、メルマガなどによって定期的に接触することで、潜在層を育てることもできるのです。

コンテンツマーケティングは、顧客層を広げたい企業にとって最適なマーケティング手法といえます。

自社サービスに興味のあるユーザーを集められる

自社サービスに興味のあるユーザーを集められることもメリットです。

コンテンツマーケティングでは、自社サービスとの関連性があり、ユーザーが求めている情報を配信します。そのため、自社のコンテンツにアクセスするユーザーは、少なからず自社サービスにも興味があるといえるのです。

例えば、営業支援ツールを販売する企業が、営業管理を効率化するノウハウを公開したとします。このコンテンツを見るユーザーは、営業管理に悩みや課題を感じているため、自社が提供している営業支援ツールにも興味・関心があると考えられるのです。

自社サービスに関心があるユーザーを集めることができれば、購買につなげやすくなります。

コンテンツが拡散・シェアされやすい

コンテンツマーケティングには、コンテンツが拡散・シェアされやすいというメリットもあります。有益なコンテンツを提供することで、ユーザーがSNSやメールなどを通じて拡散してくれるのです。

コンテンツが拡散されれば、広告費用をかけずに多くのユーザーに認知してもらえます。口コミや感想もあわせてシェアされれば、コンテンツの信頼性も上がり見てもらいやすくなります。

また、コンテンツは一度拡散されると長期にわたってアクセスを集めてくれるため、継続的な新規ユーザーの獲得も期待できます。

コンテンツマーケティングのデメリット

コンテンツマーケティングにはメリットが多いですが、もちろんデメリットも存在します。ここでは、コンテンツマーケティングのデメリットを3つ紹介します。

時間を要する

コンテンツマーケティングには、成果が出るまでに時間を要するというデメリットがあります。

有益かつ高品質なコンテンツを作成しても、ユーザーに認知されるまでには時間がかかります。認知された後も、さらに有益な情報を提供して顧客を育成する必要があるため、一定の期間を要するのです。

記事コンテンツを作成した場合は、Googleなどの検索エンジンから評価されてアクセスを獲得するまでには数か月かかります。

利用するコンテンツによっては、成果が出るのに1年以上かかる場合もあるため、中長期的な計画を立てて取り組む必要があります。

労力が必要

コンテンツマーケティングでは、時間だけでなく労力も必要です。

ユーザーから認知や信頼を得るには、ユーザーのニーズ分析やSEO対策、トレンドのキャッチアップなどを行う必要があります。コンテンツを作成し公開した後も、アクセス解析や効果測定、コンテンツの改善などを行う必要があり、これらはコンテンツの量が増えれば増えるほど、労力が肥大化していくのです。

また、コンテンツにアクセスした見込み客を購買につなげるためには、メルマガ配信やセミナーなどを行い育成しなければなりません。このように、コンテンツマーケティングで成果を出すためには、多大な労力を使うのです。

継続が必要

コンテンツマーケティングでは、継続的なコンテンツ配信が必要です。コンテンツを継続的に配信しないと、しだいにユーザーの関心が薄れていき、離れてしまう可能性があります。

また、コンテンツマーケティングは成果が出るまでに時間がかかる手法であるため、成果が出ていないときであっても取り組み続ける必要があります。

継続的に取り組むためには、コンテンツを作成・運用するための体制を整え、リソースも十分に確保しておかなければなりません。

コンテンツマーケティングでメリットを最大化するためのポイント

コンテンツマーケティングのポイント
コンテンツマーケティングには、メリットだけでなくデメリットもありますが、成果を出しやすくするにはどうすればいいのでしょうか。ここではコンテンツマーケティングのメリットを最大化するためのポイントについて紹介します。

明確なKPIを設定する

コンテンツマーケティングのメリットを最大化するためには、KPIを明確に設定しましょう。

KPIとは「Key Performance Indicator(重要業績評価指標)」の略であり、最終的な目標を達成するために設定する、定量的な評価指標です。KPIを設定することで、最終目標に対する進捗や、やるべきことが把握できるようになります。

KPIを設定するには、「新規顧客の獲得」や「潜在顧客の育成」など、コンテンツマーケティングの目的から逆算して考えましょう。新規顧客の獲得を目的とする場合は、記事の公開数やPV数、SNSのシェア数などをKPIとして設定します。

設定する際は「記事の公開数を増やす」「PV数をアップする」などの曖昧なものではなく「週に5記事公開する」といったように、具体的な数値を設定しましょう。

ターゲットを設定する

コンテンツマーケティングのメリットを最大化するためには、「誰にコンテンツを届けるのか」というターゲットを設定することも重要です。ターゲットを設定すれば、ユーザーの課題やニーズが明確になるため、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成できるようになります。

ターゲットを設定する際は、これまでに獲得した顧客や、自社サービスのターゲット像などをもとに検討しましょう。

また、より具体的なユーザー像を表す「ペルソナ」を設定するのも有効です。性別や年齢、職業、年収、生活スタイルなどを細かく設定することで、ユーザーが求めている情報をより詳しく予測できます。

ターゲットが求めている情報を提供する

コンテンツを作成する際は、ターゲットが求めている情報を提供することが重要です。ターゲットのニーズを無視して自社が伝えたい情報ばかりを提供しても、ユーザーからの信頼は得られず購買にもつながりません。

ユーザーが求めているコンテンツを提供するためには、ターゲットがどのような課題を抱えているのか、どんな情報を提供したら喜んでくれるか、などを考えましょう。また、競合他社のコンテンツを調査し、どのようなニーズに応えているかを分析するのも効果的です。

定期的に効果測定やコンテンツの改善を行う

コンテンツを公開した後は、定期的に効果測定やコンテンツの改善を行いましょう。効果測定を行うことでコンテンツごとの成果が明確になり、改善すべきコンテンツと、そうでないコンテンツがはっきりします。

週次・月次などのタイミングで、KPIとして設定したPV数やユニークユーザー数などを達成できているかチェックしましょう。

効果測定を行った結果、KPIの数値を達成していないコンテンツがあれば、改善する必要があります。ユーザーのニーズとコンテンツの内容がずれていないか、情報が古くなっていないか、SEO対策はできているか、などのポイントを確認して改善しましょう。

運用を外注化する

コンテンツマーケティングの運用を外注するのも一つの手段です。

コンテンツマーケティングには様々なメリットがあるものの、長期にわたって運用しなければならないため、時間や労力がかかります。リソースだけでなく、ターゲット設定やKPI設定、効果測定などを行うためのノウハウも必要です。

このようなリソースやノウハウが社内にない場合は、専門のマーケティング会社に依頼するのもよいでしょう。

専門の会社なら、コンテンツの制作や改善、データ分析など様々な作業を代行してくれるので、自社の工数を削減できます。また、豊富なノウハウを持っているため、自社にノウハウがなくてもユーザーの満足度の高いコンテンツを作成できます。

コンテンツマーケティングを代行してくれるマーケティング会社

ここでは、コンテンツマーケティングを代行してくれるマーケティング会社を5つ紹介します。

NoSHAPE

NoSHAPEは、コンテンツマーケティング支援やWebサイト開発、事業改善コンサルティングなど、幅広いサポートを行っているマーケティング会社です。

コンテンツマーケティングについては、オウンドメディアの運用代行やホワイトペーパーの制作、SNSマーケティングなどを行っています。マーケティング戦略の設計からメディアサイト開発、コンテンツ制作、集客までトータルで対応しています。

Googleから評価されるSEO設計や、成果を最大化するライティング・分析などのノウハウも保有しており、コンテンツの制作から集客までまとめて依頼したい企業におすすめです。

NoSHAPE

SEデザイン

SEデザイン
SEデザインは、AIやIoTなどの先進的なIT技術を取り入れたビジネス「X-Tech(クロステック)」分野に強いマーケティング会社です。

30年以上にわたり、外資系大手IT企業のパートナーとして事業を行ってきた実績があり、テクノロジーに対する深い知見を保有しています。

コンテンツマーケティング支援については、マーケティングにおける最終的なゴールを設定し、そこから逆算してターゲットに刺さるコンテンツの設計を行っています。ホワイトペーパーや記事、メール、ウェビナーなどのコンテンツを作成してもらうことが可能です。

IT分野のサービスを扱っている企業におすすめできます。

SEデザイン

サグーワークス

サグーワークス
株式会社ウィルゲートが運営するサグーワークスは、記事コンテンツの制作代行を行っているマーケティング会社です。

専門のディレクターに、SEOコンサルティングやキーワード選定、記事作成を依頼できる「オーダーメイドプラン」と、記事作成のみを依頼できる「オンライン発注プラン」が用意されています。

SEO対策済みの記事を作成してもらえるので、すでにオウンドメディアなどを立ち上げているものの、記事を作成するためのリソースやノウハウに不安がある企業におすすめです。

サグーワークス

ブランディングテクノロジー

ブランディングテクノロジー
ブランディングテクノロジーは、ブランディング戦略に強いマーケティング会社です。自社サービスのブランド力を高める施策を提案してくれます。

記事コンテンツはもちろん、イラストやマンガ、メルマガ、VR ・ARコンテンツなど様々なコンテンツの制作に対応しています。

SEOコンサルティングやアクセス解析サポートなども行っているため、コンテンツマーケティングに関する専門知識がない場合でも安心です。

ブランディングテクノロジー

ビルドアップ

ビルドアップ
ビルドアップは、高品質な記事制作に強みを持つマーケティング会社です。コンテンツSEOに強く、これまでに提供した記事数は10,000以上にもおよびます。

記事コンテンツの制作時には、ユーザーのニーズの洗い出しを行っており、SEOに関する専門知識を持ったスタッフが編集を行っています。そのため、検索上位に表示されやすい記事を作成してもらえるでしょう。

1記事あたり5万円から依頼できますが、記事の作成代行以外には対応していないため注意が必要です。

ビルドアップ

まとめ:コンテンツマーケティングのメリットを最大化して成果につなげよう

コンテンツマーケティングには、顧客ロイヤリティの向上や顧客層を広げられるなどのメリットがあります。自社サービスに興味のあるユーザーも集められるため、収益の増加も期待できます。

しかし、成果が出るまでには時間や労力がかかりますし、ターゲット設定やニーズ分析、効果測定、コンテンツ改善など様々なノウハウが必要となります。ノウハウやリソースが不足している企業は、専門の会社に外注するのも一つの手段です。

NoSHAPEでは、コンテンツマーケティング支援や集客のサポートなどを行っています。マーケティングの戦略設計からコンテンツの作成・改善、分析まで対応しており、これまで数多くのメディアの運営代行や改善を行ってきました。

コンテンツマーケティングの実施にあたり、少しでも不安や悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。

株式会社NoSHAPE

当社には、代表の鬼石を筆頭にBtoBマーケティングに精通したディレクターたちが在籍しております。代表の鬼石はKAIZEN PLATFORM出身。BtoBマーケティングのコンサルタントを10社以上手がけ、成功に導いております。

お客様とユーザーから信頼される存在であり続けるため、結果にこだわり活動します。マーケティングを元に広告・SEO・オウンドメディア・EC運用・Webサイト制作など、幅広く手厚い体制でお客様をフルサポートいたします。

https://www.noshape.jp/

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