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BtoB企業が依頼すべきコンサルとは?上手な活用方法と自社に合った選び方も解説
株式会社NoSHAPE
BtoBの事業を行っている企業は、コンサルを受けることで事業を見直し、収益を大きく改善できる可能性があります。
ただBtoBの企業は法人が顧客であり、BtoCと同じようにビジネスを行うことはできません。コンサルを選ぶときにも、BtoBに精通した会社に依頼しなくては思うような成果を出すことはできないでしょう。では、BtoBのコンサル会社にはどのようなメリットがあり、どのようにBtoBに精通したコンサル会社を探せばいいのでしょうか。
この記事では、BtoBのコンサルのサービス内容や利用するメリット、活用するポイント、最適なコンサル会社の選び方、おすすめのコンサル会社などを解説していきます。
BtoBこそコンサルが必要?
BtoCでは多くの専門のコンサルがあります。こういったコンサルは、BtoCの顧客や市場を把握しており、効果的な戦略を提供してくれます。では、BtoBの会社でもコンサルは必要なのでしょうか?
結論から述べると、BtoBこそコンサルが必要といえるでしょう。というのも、BtoBというのは法人が顧客だからこそ成約の難易度が高いからです。さらに、BtoBでは情報やノウハウが外に出にくく、それもマーケティングが難しい原因といえます。
BtoB専門のコンサルであれば、BtoBならではの特性を把握しており、効果的な施策を提案してもらえます。例えば、意思決定者への接触方法や検討期間が長く高単価の商品・サービスへの需要喚起方法、効果的なマーケティング方法などです。
このように、BtoBコンサルはBtoB専門だからこその課題に対して、効果的な提案をしてもらえるので重要かつ必要といえるのです。
BtoBコンサルのサービスとは?
ここからは、BtoBコンサルで受けられるサービスがどのようなものか解説していきます。
事業分析、戦略立案
BtoBのコンサルでは事業の分析や戦略立案を行ってもらえます。
市場での自社のポジションや競合より不足しているもの、事業の将来性などを分析してもらえます。その分析をもとに、今後取るべき戦略を提案してもらえるのです。
BtoB専門として培ったマーケティングノウハウや統計分析、フレームワークなどを用いて、自社ではできない専門的な分析、専門家としての視点から戦略立案を行ってもらえます。このように、BtoBコンサルに依頼することで、より効果的かつ効率的に成果を得られる事業戦略を作ることができるでしょう。
組織変革
BtoBのコンサルでは、戦略立案後に戦略に基づいた施策を行うための組織変革も行ってもらえます。
各施策の実行力を上げるためにも、いかに最適な人材を配置し、組織作りをするかが重要になります。BtoBコンサルでは、社内の人材が持つ知識や技術などを洗い出し、もっとも成果を得られる組織構成を考えてもらえます。こういった組織変革は時間や手間がかかりますし難しい作業ですが、最適な形を提案してくれます。
また、組織変革によってしかるべきポジションに対して権限を与えられるので、よりスムーズに施策を実行することができるようになります。新しい試みを行う際には社内で反発が出たり、権限がないことで施策が進まなかったりすることがありますが、そういった問題を解決できるのです。
システムの見直し
BtoBコンサルには、社内の既存システムの見直しも行ってもらえます。
MAツールやデータ管理ツール、コミュニケーションツールなど、利用しているシステムが最適なものでなくては、成果を出すことが難しいでしょう。BtoBコンサルにはこういったシステムをチェックして、最適なものを検討してもらえます。
また、これまでにあらゆるシステムを導入したり、システムの切り替えを行ったりすることで、情報が二重で存在するなどデータが整理されていない可能性があります。BtoBコンサルでは、こういった情報の統合なども行ってもらえます。
コンサルによって、マーケティングや分析を行うためのツールを俯瞰的な視点で見直してもらえるでしょう。
人材開発
BtoBのコンサルには、人材の教育や開発も行ってもらえます。
BtoBのマーケティングを実行するためには、マーケティングやシステム、ITについての幅広い知識が必要になります。社内にこういった知識を持った人材がいないと、施策を推進していくのが難しくなりますし、なんらかのトラブルが発生したときに対処ができないということになってしまいます。
人材の開発は社内に知見がなければできませんが、コンサルに依頼することでイチから短い時間で人材開発を行うことができるのです。
BtoBコンサルで得られるメリット
BtoBコンサル会社に依頼することで得られるメリットを確認しておきましょう。
プロジェクトを効率的に進められる
BtoBコンサル会社に依頼することで、プロジェクトを効率的に進めることができます。
クライアント企業によっては、担当者が様々な業務を兼務しているケースが多く、思うようにプロジェクトを進めることが難しい場合があります。
専門的なスキルや経験を備えているコンサルタントは、 BtoBにおける様々な課題を解決してきています。BtoBコンサルという外部の人材がプロジェクトに参加することで、担当者に代わって進行ができ、進捗の遅延を避けプロジェクトを効率的かつスムーズに進めることができるのです。
第三者の視点から社内の課題が発見できる
BtoBのコンサル会社に依頼をすることで、第三者の目から社内の課題を指摘してもらえます。
自分たちで分析を行う場合には客観的な視点が欠けてしまうことが多いですが、外部に依頼すればこういったリスクを避けられます。コンサルは多くの会社を見てきていますし、あらゆる知識を身につけているので、社内の課題を見つけることができるのです。
自社では気づかなかった課題やリスクを知ることができます。
学習機会が得られる
コンサルに依頼することで、外部の知見を得ることにより学習機会を得られます。
経験豊富なコンサルタントは、BtoBでも多くの業種のサポートをしてきているので、多岐に渡る知識やスキルを持っています。様々な分野の知識を教えてもらえるだけでなく、他業種の事例などを共有してもらうことでも、学びを得られるでしょう。
社内だけでは学習機会というのは制限されてしまいますが、コンサルという外部の知識を取り入れることで成長機会を得られます。
人材育成
BtoBのコンサルに依頼することで、人材を育成することができます。BtoBでは、業界知識だけでなく様々な分野の知識やノウハウが必要になります。コンサルからは、そういった人材を育てるための体制作りなども行ってもらえます。
自社内で採用をし、イチから人材育成をするには時間がかかります。そのための学習やコストがかかるので、企業にとってはリスクが大きいでしょう。BtoB専門のコンサルに依頼することで、リスクを回避して効率的な人材育成が可能になります。
さらには、教育ノウハウを自社に取り入れることができるので、その後の人材育成をより効率的に自社で行えるようになります。
コンサルを受けるべきBtoB企業とは?
では、コンサルを受けるべきBtoB企業とはどのような会社なのでしょうか。BtoBコンサルを受けたほうがよい企業は、以下の6つにまとめることができます。
- 事業の成長が止まっている
- 組織改革が必要だと考えている
- デジタルマーケティングの成果を最大化したい
- 新しいビジネスモデルを生み出したい
- 自社内にマーケター人材がいない
- どんなシステムを導入すればいいかわからない
- 分析方法がわからない
これまでしっかりとマーケティングやデジタルの活用を行っていなかったり、行っているもののうまくいっていないという会社はBtoBコンサルを利用するのがよいでしょう。特に、自社だけではカバーできない高度な知識を活用したい場合におすすめです。
まずは自社の課題を踏まえた上で、BtoBのコンサルタントに依頼すべきかを考えましょう。
BtoB企業のコンサルの選び方・注意点
では、コンサルに依頼する場合には、どのように依頼先を選べばよいでしょうか。ここからは、BtoB企業のコンサルの選び方・注意点を解説します。
デジタルに精通しているか
コンサルを依頼する会社がデジタルについて精通しているかの確認は必須です。
現在では、BtoBでもデジタルの活用は積極的に行わなくてはなりません。さらに、デジタル分野は、そのノウハウやトレンドの変化が早いため、常に情報をアップデートしなくてはなりません。
検討しているコンサルティング会社の実績をみたり担当者と会話をしたりすることで、デジタルに精通しているかを確認しましょう。
自社で施策を行っているか
コンサル会社が自社でWebサイト制作やリスティング広告運用、メディア運営など、BtoBにおけるマーケティング施策を行っているかも重要なポイントです。
自社で施策を行って成果を出している会社は、様々な試行錯誤を行っており、ノウハウを得ています。自社において成果を出していない会社は、クライアントの課題を解決できるかどうか信頼できないでしょう。
確認するときには、どのような施策を行い、どれだけの成果が出たのかなど具体的な内容を確認するのがよいです。
コンサルタントの能力・相性
コンサルタントの能力や相性なども確かめておきましょう。依頼するコンサルタントに実力がないと成果を出せませんし、相性が悪いとコミュニケーションがスムーズにいかない可能性があります。
能力に関してはマーケティングや市場に関して質問をして確かめるのもよいですし、相性に関しては実際に話しをした印象やレスポンスの早さなどで見極めていくのがよいでしょう。
どこまでサポートしてくれるか
コンサル会社がどこまでサポートしてくれるかを、事前に確認しておきましょう。
サポートの範囲が限定的なコンサルティング会社もあります。自社の課題に応じて対応してもらえなくては、せっかくの投資も無駄となってしまいます。
レポートや分析はしてくれるか、社内に入って人材の教育をしてもらえるかなど、依頼前にサポートしてくれる内容を確認しておきましょう。
BtoBのコンサル会社おすすめ10社
ここからは、BtoBの会社におすすめのコンサル会社を紹介します。
1.NoSHAPE(ノーシェイプ)
NoSHAPEは、BtoBに特化しマーケティング支援やコンサルを行っている企業です。
分析や戦略立案から社内体制の構築まで、幅広くサポートしています。営業支援やサイト制作、広告運用、SNS運用、オウンドメディアを活用した集客、サイト改善、MAツールの導入など、幅広い施策に対応。一気通貫で依頼できるのが魅力です。
代表は様々な企業においてマーケティングを成功させており、社内体制の構築などもサポートしています。各分野のプロであるマーケターやコンサルが揃っています。BtoBマーケティングの施策実行・振り返りまで、プロジェクトをトータルで支援してほしい企業におすすめです。
2.シンフォニーマーケティング株式会社
シンフォニーマーケティング株式会社は、製造業をはじめとする様々な業界で500社以上の実績を誇るBtoB専業のマーケティング会社です。
商談機会を創出するマーケティングの仕組み作りや運用を得意としています。5つの主要なMAツールを取り扱うマルチベンダーなので、企業の課題に応じたツールの選定、導入、運用まで支援をしてくれます。
化学品、素材、電子部品といった業界の支援実績があります。30年以上の実績、経験に基づくノウハウに基づいて、基本設計から仕組みの構築までフルアウトソーシングをしたい企業におすすめです。
3.株式会社才流(サイル)
株式会社才流(サイル)は、BtoB営業・マーケティング活動の戦略立案から施策実行まで一気通貫で支援を行う会社です。
様々な業種・業態のBtoB企業を支援して培った知見を、独自のフレームワークやチェックリストに転換し、再現性の高いコンサルティングを提供しています。特にITサービス会社への支援実績が多くあります。
4.テクロ株式会社
テクロ株式会社は、オウンドメディアやコンテンツマーケティングによるリード獲得を支援する会社です。
戦略設計から記事制作、サイトの改善まで中長期的なプロジェクトにより、新規の見込み客獲得の増加を得意としています。数値目標を設定して、月次の定例実施しながらプロジェクトを進めてくれるので、疑問点や不安を解消してくれるでしょう。
5.イントリックス株式会社
イントリックス株式会社は、顧客のデジタル活用ステージに応じたプロジェクト推進、クリエイティブ制作、マーケティングの設計・構築までを支援してくれる会社です。
Webサイトに限らず、SNSや代理店、イントラネットなどのあらゆる領域のデジタルコミュニケーションの活用を得意としています。
幅広い業種・業態のニーズに対して、最適なデジタルコミュニケーションの活用方法を提案してくれます。大企業支援の実績を選定条件とする会社におすすめです。
6.ワンマーケティング株式会社
ワンマーケティング株式会社は収益力向上に向けた基盤づくりと、その基盤を有効活用するためのテクノロジーの導入・運用を支援する会社です。
マーケティング基盤の設計やテクノロジーの活用、実行支援といった様々な支援メニューがあり、企業の課題に応じた提案をしてくれます。
案件創出や売上の向上を目的としたMAツールを導入して、成果を出したい企業におすすめです。
7.インパクトM株式会社
インパクトM株式会社は、プロジェクトマネジメントやテクノロジーに関するノウハウを保有しているマーケティング会社です。経験豊富なマーケターやクリエイター、エンジニアなどが在籍しています。
BtoBビジネスの施策が何も決まっていなかったり、プランニングからアイデア創出を含めて相談したいという悩みにも対応してくれます。
戦略の立案から施策の実行までを、企業の課題やニーズに寄り添って支援してほしい企業におすすめです。
8.株式会社タービン・インタラクティブ
株式会社タービン・インタラクティブは、大手・中堅メーカーを中心にWebサイトやCRM、MAを中心としたBtoBマーケティングの実行支援を行う会社です。
マーケティング支援だけでなくWeb制作会社としての事業も行っており、BtoB企業専門のWebサイトの成果最大化プログラムがあるので、Webサイトを利用したBtoBマーケティングに強みがあります。
Webサイトを中心としたBtoBマーケティングの実行支援をしてほしい企業におすすめです。
9.キオミル株式会社
キオミル株式会社は、BtoBビジネスにおける顧客獲得や人材採用に関する支援サービスを提供する会社です。
コーポレートサイト制作からWebシステム開発まで幅広いタイプの制作に強みがあります。また、展示会やパネル、パンフレットなどBtoB企業に必要なクリエイティブ全般の制作も行っています。
10.2BC株式会社
大手から中堅のICT企業を中心とするBtoBマーケティングに特化し、新たなビジネスモデルの創出、売上拡大を支援している会社です。売上を向上させるためのセールスやマーケティングをトータルに支援してくれます。
ICT企業でBtoBマーケティングを取り入れたい企業におすすめです。
まとめ:BtoBはコンサルを活用して事業をドライブしよう
BtoBはBtoCと違った特性がありますし、社内システムなどの導入・運用にはより専門的な知識が必要とされます。自社でそれを補うのは難しいかもしれません。そんなときにはBtoBに特化したコンサルにアウトソーシングするのがよいでしょう。
コンサルはBtoBに特化しているからこそ、あらゆるノウハウを備えていますし、業界に関する知識なども兼ね備えています。戦略策定からシステム導入、体制構築、教育まで行ってもらえるので、自社の事業を大きくドライブすることができるでしょう。
私たち株式会社NoSHAPEは、営業支援、分析から戦略策定、マーケティングプランの設計、システム制作、サイト制作、あらゆる広告の運用などを行っています。あらゆるプロを取り揃えておりトータルに対応することができるので、BtoBマーケティングでお困りの方はぜひNoSHAPEをご検討ください。
株式会社NoSHAPE
当社には、代表の鬼石を筆頭にBtoBマーケティングに精通したディレクターたちが在籍しております。代表の鬼石はKAIZEN PLATFORM出身。BtoBマーケティングのコンサルタントを10社以上手がけ、成功に導いております。
お客様とユーザーから信頼される存在であり続けるため、結果にこだわり活動します。マーケティングを元に広告・SEO・オウンドメディア・EC運用・Webサイト制作など、幅広く手厚い体制でお客様をフルサポートいたします。